スズキの鈴木修会長兼社長は12月24日に都内で開いた軽自動車「ハスラー」発表会の席上、軽の需要について「(現状の国内シェア)41%が増えることはあっても減ることはないだろう」との見通しを示した。
鈴木会長は軽自動車は定められた規格のなかで性能を高めた「芸術品」との持論を展開。さらに「軽でも仕方ないという時代から、軽がいいじゃないかということに皆さんの考え方が変わった」と、軽の需要好調の背景を指摘。今後も国内での占有率を維持・拡大すると展望した。
一方、2015年度から軽自動車税が引き上げられることに関しては「心の中は燃えちぎっている。どこかで恨みを晴らしてやろうと…。その点でも(軽の販売シェアを)増やさないといけない」と、強調した。