メルセデス・ベンツ日本は東京モーターショー13において、『S65AMGロング』をワールドプレミアした。
同社商品企画・マーケティング部商品企画1課の木下潤一さんによると、「AMGにとっては最重要国のひとつが日本であることから、ワールドプレミアとなった」と話す。
S65のエクステリアの特徴は、「『S63AMG』より存在感を強めたところが大きなポイントだ」という。
具体的にはフロントフェイスやホイールなどだとし、バンパー下部のハイグロスクロームに囲まれた左右のエアインテークのほか、「先代モデルと同様、V12エンジンのアイコンとなるフロントグリルのツインルーバーや、ホイールもフロントフェイスに合わせてポリッシュ調のデザインになるなど、全体としてトップオブトップの存在感をさらに強めたデザインになっている」と話す。
エンジンは、M279型という新しいエンジン(630ps、1000Nm)にAMG SPEED SIFT PLUS 7G-TORONICが組み合わされ、ハイパフォーマンスと環境性能が両立している。木下さんは、「S63AMGはダイレクト、ダイナミックという方向性であるのに対し、S65AMGはそこにラグジュアリーを加えた、スーパーハイバランスなクルマだ」と語った。