日産自動車は12月11日、横浜市のグローバル本社で新型「エクストレイル」を発表した。国内販売部門を担当する片桐隆夫副社長は「がんがん使い倒す道具として、最強と呼ぶにふさわしいSUVに仕上がった」とアピールした。
16日に発売し、月間2500台を計画している。片桐副社長は、市場からは「非常に良い反響をいただいている」と、手応えを示し、来年3月までの2013年度については「1万台くらいを目指したい」と述べた。
一方、国内のSUV市場については「大きく拡大することはないにしても、各社の商品投入は多様化しており、市場の活性化につながる」と、展望した。エクストレイルは07年度から09年度にかけて国内SUV市場でトップとなった実績があり、新モデルで首位奪還を図る構えだ。