【フォード マスタング 新型発表】5.0リットルV8も進化…最大出力420ps以上へ

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新型 フォード マスタング
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米国の自動車大手、フォードモーターが12月5日、米国、欧州、中国、オーストラリアの世界4大陸において、同時初公開した新型フォード『マスタング』。その頂点に立つV8エンジンも、進化を遂げた。

新型の搭載エンジンはガソリン3種類。中でも注目は、直噴2.3リットル直列4気筒ガソリンターボ「エコブースト」の設定だ。この2.3「エコブースト」は、最大出力305ps以上、最大トルク41.5kgm以上を発生。自然吸気の3.7リットルV型6気筒ガソリンの最大出力300ps、最大トルク41.5kgmを上回るスペックを発揮する。ダウンサイジングユニットならではの燃費の良さも備えている。

ただし、2.3エコブーストは、新型が欧州に初投入されるために用意されたダウンサイジングユニットという意味合いが強い。米国やオーストラリアなど、大排気量が好まれる市場で人気を博しそうなのは、V8だろう。

新型マスタング用のV型8気筒ガソリンエンジンは、排気量は引き続き5.0リットル。バルブトレインやシリンダーヘッドを中心に改良を受けており、最大出力420ps以上、最大トルク54kgm以上を引き出す。

先代マスタングの5.0リットルV8は、最大出力420ps、最大トルク54kgmだから、新型は数値上の違いは小さい。しかし、フォードモーターは、「新開発のインテークマニホールドが低速域での吸気性能を向上。これが燃費やアイドリングの安定性、排出ガスの低減に効果を発揮する」と説明している。

《森脇稔》

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