三菱が東京モーターショーで発表した『コンセプト XR-PHEV』は、FF(前輪駆動)のPHEVシステムを採用した次世代コンパクトSUV。ドライバーを主役として運転を的確にサポートし安全・安心を高めるコネクテッドカー技術が採用されている。
XR-PHEVに搭載されるPHEVシステムは『アウトランダーPHEV』から後輪用モーターを外したFF用。ダウンサイジングコンセプトを取り入れた1.1リットル直噴ターボチャージドエンジンに、軽量・小型・高効率モーターと大容量バッテリーなどで構成される。この大容量バッテリーで「100V AC 電源(1500W)」設定することで一般家庭の電力消費量の約1日分相当、エンジン発電を含めると最大で約10日分相当の電力供給が可能だ。
三菱自動車・商品戦略・事業化統括部門長の中尾龍吾氏は『XR-PHEV』のPHEVシステムを『RVR』の次期モデルに採用、展開していく考えを示した。