アウディは20日、東京モーターショー2013でフラッグシップモデル『A8』の最上級グレードとなる新型『S8』を日本初公開した。520psを発揮する4リットルV8エンジンを搭載した迫力の大型サルーンだ。
改良モデルでありながら、外観を大幅に変更し全面刷新並みのイメージチェンジを遂げているのが最大の特徴。中でも、フロントマスクの意匠が大きく変わっている。
注目は「マトリックスLED」と呼ばれるヘッドライトで、左右各25個ものLEDが埋め込まれている。これらは5つ毎にグループ化され、個別に光量の調節が可能。対向車の安全も確保しているのだという。また、ウインカーにも18個ものLEDを採用しており、内側から外側へとウェーブ状に点灯することで独自性を表現すると同時に視認性も高めている。
この他、前後バンパー、グリル、ボンネット、テールランプなどあらゆる外装をイメージチェンジ。最新のアウディ・デザインを反映した。
パワートレインは従来同様、4リットルV8エンジンを搭載。520ps、66.3kgmのハイパワーにより、全長5mを超える巨体を停止状態から4.2秒で100km/hに到達させることができる。
日本での販売は2014年と公表されている。