BMWの「i」、最初の市販車 i3 の納車を開始…ドイツ

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ドイツのBMW本社で行われた i3の納車セレモニー
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BMWグループは11月15日、電動化技術に特化して立ち上げた新ブランド、「i」の最初の市販モデル、『i3』の第一号車をドイツの顧客に引き渡した。

i3は、「i」ブランドの最初の市販車で、ハッチバック型のEV。モーターは最大出力170ps、最大トルク25.5kgmを引き出す。モーターはリアアクスルに搭載し、後輪を駆動。

動力性能は、0-60km/h加速が3.7秒、0-100km/h加速が7.2秒。最高速はリミッターにより、150km/hに制限される。二次電池は、蓄電容量22kWhのリチウムイオンバッテリー。1回の充電で、最大160kmを走行可能。充電は約8時間で、急速チャージャーを使えば80%の容量を約30分で充電できる。プラグインハイブリッド仕様も設定。

11月15日、BMWグループはi3の第一号車を、ドイツ在住のGerhard Eble氏ら数名に引き渡し。BMWのドイツ・ミュンヘン本社では、納車セレモニーが開催され、BMWグループのイアン・ロバートソン取締役から、i3のキーが手渡された。

なお、i3の日本国内での納車は、2014年4月に始まる予定。国内価格は499万円から。

BMWグループのイアン・ロバートソン取締役は、「今日はBMWグループの歴史において、マイルストーンを刻む日。最初のiモデルを顧客に引き渡した。今まさに、持続可能なモビリティが走り出す」と述べている。

《森脇稔》

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