トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は11月5日(日本時間11月6日未明)、米国ラスベガスで開幕するSEMAショー13において、『Cam Rally』(カム ラリー)を初公開する。
トヨタ自動車のSEMAショーのブースでは、今年も「トヨタ・ドリーム・ビルド・チャレンジ」というイベントを開催。このイベントは、米国のモータースポーツで活躍するトヨタのレーシングドライバーを含めた5名が、自身がプロデュースしたカスタマイズカーを披露。これらの中から、インターネット投票で、最も人気の高い1台を選出しようというコンペティション。
そのうちの1台が、Cam Rally。『カムリ』をベースにしたカスタマイズカーで、NASCARで活躍中のパーカー・クリガーマン選手がプロデュースした。テーマは「ラリー仕様のカムリ」。カイル・ブッシュ・モータースポーツが、製作に全面協力している。
外観は、往年のトヨタのレーシングカラーをモチーフとして、白をベースに、赤、オレンジ、黄の3色で仕上げた。シートや窓ガラスはレース仕様に交換され、ロールケージ、強化ブレーキ、エアロパーツなどを組み込む。フロントには、ラリーマシンらしい4連フォグランプを追加。ゼッケンナンバー「77」は、パーカー・クリガーマン選手のNASCARマシンにちなんだもの。
3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンは、ターボチャージャーで過給。スペックは公表されていないが、ノーマルの最大出力268ps、最大トルク34.3kgmを上回るのは確実だ。