ホンダは10月24日、同社の『フィット ハイブリッド』のリコールを国土交通省に届け出た。
7速DCT(デュアルクラッチトランスミッション)の搭載車両において、自動変速機制御コンピュータのプログラムが不適切なため、モータ走行モードでの停車時に変速機内のドグとスリーブが噛み合わない可能性がある。
その場合、トランスミッション警告灯が点滅、メータディスプレイに点検表示がされるとともに、1速が噛み合わないと発進できなくなるおそれがあるという。または、2速が噛み合わないと奇数段変速での走行となるおそれがある。対象の全車両で、自動変速機制御コンピュータを対策プログラムに書き換える。
113件の不具合が市場より報告されているが、事故は発生していないという。リコールの対象台数は4883台。