ホンダは9月10日、ドイツで開幕したフランクフルトモーターショー13において、現在開発中の新型『シビック タイプR』の一部情報を開示。それに合わせて、最新映像をネット上で公開した。
新型シビック タイプRは、欧州向け『シビック』の頂点に立つ高性能グレードとして、2015年に発売される予定。市販に向けて、ドイツのニュルブルクリンクをはじめ、開発テストに精力的に取り組む。
フランクフルトモーターショー13において、ホンダは、新型タイプRのエンジンの詳細を公表。「直噴2.0リットルターボで、最大出力は最低でも280ps」とアナウンス。
現在、市販FF車でのドイツ・ニュルブルクリンク北コースにおける最速ラップタイムは、ルノー『メガーヌR.S.トロフィ』が2011年6月に打ち立てた8分7秒97。次期シビックタイプRは、このタイムの更新を狙う。
ホンダが9月10日、公式サイトを通じて配信した映像は、次期シビックタイプRが、ニュルブルクリンク北コースで開発テストを行う様子を紹介したもの。2015年の市販に向けて、開発が順調に進んでいることがうかがえる。