欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは8月27日、『e-ゴルフ』の概要を明らかにした。実車は9月、ドイツで開催されるフランクフルトモーターショー13でワールドプレミアされる。
e-ゴルフは、新型『ゴルフ』をベースに開発されたEV。フォルクスワーゲンは、先代ゴルフをベースにしたプロトタイプ車で、EVの開発を進めてきた。そのノウハウを市販車として結実したのが、e-ゴルフ。
EVパワートレインは、モーターが最大出力115ps、最大トルク27.5kgmを発生。二次電池は、蓄電容量24.2kWhのリチウムイオンバッテリー。e-ゴルフの動力性能は、0-100km/h加速12.4秒、最高速140km/h(リミッター作動)。1回の充電で最大190km走行できる。急速チャージャーを使えば、80%のバッテリー容量を30分で充電可能。
なお、e-ゴルフには、フォルクスワーゲンブランドの市販車として初めて、LEDヘッドライトを標準装備。フォルクスワーゲンは、「モーターやトランスミッション、リチウムイオンバッテリーは自社製。EVパワートレインのほぼ全てを、ドイツ国内で製造」と説明している。