北米カーオブザイヤー主催団体は7月23日、「2014北米カーオブザイヤー」の第1次選考29台のリストを発表した。北米カーオブザイヤーは今年で21回目。米国とカナダ在住の約50名のジャーナリストが、この1年間に北米で発売、またはデビュー予定の新型車の中からベストな1台を選出する。年間販売台数は5000台以上が条件となるため、スーパーカーや一部高級車は選考から除外される。2014北米カーオブザイヤーの第1次選考29台は、以下の通り。アキュラRLXBMW 4シリーズキャデラックCTSキャデラックELRシボレー・コルベットシボレー・インパラシボレー・スパークEVシボレーSSフィアット500L/500eホンダ・フィットEVインフィニティQ50ジャガーFタイプキア・カデンツァキア・フォルテキア・ソウルキア・クオリスレクサスISマセラティ・ギブリマツダ3(アクセラ)マツダ6(アテンザ)メルセデスベンツBクラスメルセデスベンツCLAクラスメルセデスベンツEクラスメルセデスベンツSクラス三菱ミラージュ日産ヴァーサノート(ノート)ポルシェ・ケイマンスマート・フォーツー・エレクトリックトヨタ・カローラ例年、地元の米国ビッグ3の新型車で賑わう北米カーオブザイヤーだが、今回はフォードモーターとクライスラーグループから、ノミネートはなし。クライスラーグループは、提携先のフィアット『500L』/『500e』のみ。その一方で、GMは、キャデラック2車、シボレー4車の合計6車種がノミネート。また、韓国メーカーでは、ヒュンダイが今回は1台も選ばれていない。その代わり、子会社のキアモーターズは、一挙4車種がノミネート。メルセデスベンツも、今回は『Bクラス』、『CLAクラス』、『Eクラス』、『Sクラス』と4モデルが顔を揃える。日本車では、レクサスとサイオンを含めて、前回7車種を送り込んだトヨタが、今回は2車種と後退。トヨタブランドでは、新型『カローラ』のみ。レクサスブランドでは、新型『IS』だけとなる。また、前回選考から外れたマツダは、新型アクセラと新型アテンザがノミネート。ホンダは『フィットEV』とアキュラ『RLX』の2車、日産は新型『ノート』とインフィニティ『Q50』(日本名:次期日産『スカイライン』)の2車。三菱は新型『ミラージュ』が選ばれている。前回、『BRZ』がリストアップされたスバル(富士重工)は、今回はなし。今後は12月にファイナリスト3台に絞り込まれ、2014年1月のデトロイトモーターショー14で、2014北米カーオブザイヤーが決定する。