英国で、7月11‐14日に開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2013」。その名物イベントのヒルクライムで、イタルデザイン・ジウジアーロのコンセプトカーが事故を起こした。
このコンセプトカーは2013年3月、ジュネーブモーターショー13で初公開された『パルクール(Parcour)』。フォルクスワーゲングループ傘下となったイタルデザイン・ジウジアーロが、高性能なSUVを提示した1台。
そのハイライトは、同じくフォルクスワーゲングループ傘下のランボルギーニ製エンジンにある。パルクールは、ランボルギーニ製5.2リットルV型10気筒ガソリンエンジン(最大出力550ps)をミッドシップに搭載。駆動方式は4WDで、0-100km/h加速は3.6秒とスーパーカー並みの性能を備える。
このパルクールが、グッドウッド名物のヒルクライムに出走。ところが、右コーナーでコントロールを失い、スピンしながら干草で作られたバリアに激突した。
この事故で、パルクールは車両のリア側面を損傷。観客がカメラに収めた事故の一部始終は、動画共有サイト経由で見ることができる。