中国の自動車大手、第一汽車(FAW)は6月5日、中国における5月のアウディの新車販売結果を明らかにした。総販売台数は4万1840台。前年同月比は16.1%増だった。
5月実績の4万1840台のうち、現地生産車は前年同月比15.3%増の3万3914台。販売の主力は『A6L』。同車は、『A6』をベースに開発された中国専用のロングホイールベース仕様車。A6Lは5月、1万2521台を売り上げる。
また、『A4L』も人気。同車は『A4』をベースにした中国専用のロングホイールベース車。A4Lは5月、1万0517台を販売している。SUVでは、『Q5』は8071台、『Q3』が2805台。アウディはA6LとA4L、Q5、Q3の合計4車種を、中国吉林省で現地生産している。
アウディの2012年中国新車販売は、初の40万台超えとなる40万5838台。前年比は29.6%増と大きく伸びた。2013年は、4月に現地生産の『Q3』の販売を開始。27もの先進技術を導入した『Q5』の改良新型も、5月に投入したばかり。