アウディのドイツ本社は2月20日、スイスで3月に開幕するジュネーブモーターショー13において、『RS Q3』を初公開すると発表した。
アウディは高性能シリーズとして、「RS」を展開。『A4』には『RS4』、『A5』には、『RS5』、『A6』には『RS6』、『A7スポーツバック』には、『RS7スポーツバック』などを用意している。RS Q3は、『Q3』の頂点に立つ高性能グレード。アウディのSUV、「Qシリーズ」初のRSモデルとなる。
そのハイライトはエンジン。RS Q3の心臓部には、『TT RS』や『RS3スポーツバック』用と基本を同じくする2.5TFSIユニットが収まる。この直噴2.5リットル直列5気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力310ps/5200-6700rpm、最大トルク42.8kgm/1500-5200rpmというパワフルなスペックを引き出す。
トランスミッションは7速Sトロニック、駆動方式はアウディ独自のフルタイム4WD、クワトロ。RS Q3は、0‐100km/h加速5.5秒、最高速は250km/h(リミッター作動)という優れたパフォーマンスを実現する。それでいて、欧州複合モード燃費は11.36km/リットル、CO2排出量は206g/km。
内外装は、RSシリーズ流儀のスポーティな演出。エアロパーツやメッシュグリル、レザー&アルカンターラのスポーツシートなどを専用装着している。