スバルの主力車種、『インプレッサ』と、その高性能モデル、『インプレッサWRX STI』。英国では同車の販売が、2013年で打ち切られるとの情報がもたらされた。
これは12月14日、英国の自動車メディア、『Auto EXPRESS』が報じたもの。同メディアのインタビューに応じたスバルUKの広報担当者は、「2013年をもって、先代インプレッサとインプレッサWRX STIの販売を終了する。インプレッサについては、新型を導入しない」と話したというのだ。
スバルの英国でのラインナップを見ると、インプレッサは先代モデルのまま。新型では唯一、クロスオーバーの『XV』(日本名:『インプレッサXV』)が導入されているだけだ。そのベースとなった新型のハッチバックは、いまだ英国に上陸していない。
スバルUKの広報担当者は、「通常のハッチバックのインプレッサは、もはや英国では大きな需要は見込めない」と説明。さらに、「WRX STIに関しては、現行型の在庫が終了した時点で、販売を終了する」と明かしたという。
もちろん、現在開発中と噂のWRX STIの次期型は、英国に導入されるもよう。高性能モデルに対する現地のニーズは、根強いものがあるからだ。今後英国でのインプレッサは、XVとWRX STIの2シリーズのみになる可能性が高い。