米国製スーパーカー、ヴェノムGT がGT2に進化…最大出力1500psへ

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ヘネシー ヴェノム GT2
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米国のヘネシー・パフォーマンス・エンジニアリング社が、2010年6月に発売した新型スーパーカー、『ヴェノムGT』。同車の2013年モデルが、性能を大幅に向上させた。

ヘネシー社は1991年、米国テキサス州ヒューストン近郊に設立されたチューニングメーカー。おもにGM、フォード、クライスラー車のチューニングを手がけている。2007年にオリジナルスーパーカー、ヴェノムGTの開発計画を発表。2010年3月、その市販バージョンがベールを脱いだ。

ヴェノムGTは、ロータス『エリーゼ』がベース。カーボンファイバーをボディパネルはもちろん、ホイールにまで使用し、1220kgという軽量ボディに仕上げた。

ミッドシップには、シボレー『コルベットZR-1』用のLS9型6.2リットルV型8気筒ガソリンエンジンをベースに、ツインターボ化したユニットを搭載。最大出力1030ps/6500rpm、最大トルク134.4kgm/4200rpmを引き出し、0 - 100km/h加速2.9秒、最高速418km/hという世界最高峰のパフォーマンスを実現する。

11月25日、同社の公式Facebookで予告された2013年モデルは、大きく進化したことから、車名を『ヴェノムGT2』に変更。V8ツインターボは7.0リットルへ排気量を拡大し、最大出力を1500psの大台に乗せた。

ヘネシー社は、2013年モデルのパフォーマンスデータを開示していない。しかし、従来モデルの0 - 100km/h加速2.9秒、最高速418km/hを上回るのは間違いない。同社は、「パワーウエイトレシオは1kg/psクラス」と説明している。

《森脇稔》

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