日産 デルタウイング、レースで初完走…「ミッション遂行」の瞬間[動画]

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10月20日、米国のロードアトランタで開催されたALMS最終戦で、レース初完走を果たした日産デルタウイング
  • 10月20日、米国のロードアトランタで開催されたALMS最終戦で、レース初完走を果たした日産デルタウイング

日産自動車がエンジンを供給し、米国のデルタウイング社と共同開発した次世代レーシングカー、日産『デルタウイング』。同車がレースで初完走を果たした映像が、ネット上で公開されている。

この映像は10月21日、日産が公式サイトで公開したもの。10月20日、米国のロードアトランタで開催されたALMS(アメリカン・ル・マン・シリーズ)最終戦での映像だ。6月のルマンでは不運なリタイアとなった日産デルタウイングが、レースで初めて完走し、5位という結果を残している。

今回のレースでも、日産デルタウイングは不運な出来事に見舞われた。まずは練習走行初日、GTCクラスのポルシェ『911』と接触。デルタウイングは横転し、壁に激突する大クラッシュとなった。

しかし、徹夜で作業に取り組んだ結果、横転クラッシュから24時間以内に、マシンは元の姿に修復。予選では、総合10位のタイムをマークした。ところが、10月20日のレース本戦では、「どのクラスにも属していないエントリー」という理由で、日産デルタウイングは最後尾の42番手からのスタートを宣告される。

そして、10月20日のレース本戦。日産デルタウイングは、42位から一気に8位へ順位を上げた。その後、大きなトラブルもなく、1000マイル(約1600km)を無事に完走し、総合5位という結果。日産が「Mission accomplished!」(ミッション遂行)と宣言したレースの様子は、動画共有サイト経由で見ることができる。

《森脇稔》

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