WEC富士6時間レースの公式予選はトヨタ『TS030ハイブリッド』が中嶋一貴のドライビングで見事ポール・ポジションを獲得した。2位にブノア・トレルイエのアウディ『R18 e-tronクワトロ』1号車、3位にトム・クリステンセンのR18 e-tronクワトロ2号車が続いた。
佐藤琢磨が加わるオーク・レーシングのオーク『ペスカロロ・ホンダ』は8位にとどまった。
LMP2クラスはスターワークス・モータースポーツの『HPD ARX 03b-ホンダ』がトップを奪い、大量7台がエントリーしたニッサン勢を押さえた。
中野信次のADRデルタ『オレカ03-ニッサン』はクラス6位に食い込んだが、井原慶子のガルフ・レーシング・ミドルイースト『ローラB12/80-ニッサン』はクラス10位と苦しいスタートとなった。
GTE・Proクラスのトップはチーム・フェルバーマイヤー・プロトンのポルシェ『911RSR(997)』となった。
AFコルセの2台のフェラーリF458イタリアはこれに及ばなかった。
GTE・Amクラスはラルブル・コンペティションのコルベットC6-ZR1が1-2位を独占。
フェラーリ、アストンマーチン、ポルシェら欧州車はシボレーの後塵を拝した。
トップのコルベット・50号車は元F1ドライバーのペドロ・ラミーがアマチュア・ドライバーに混じってドライブする。
WEC富士6時間レースの決勝は14日午前11時にスタートが切られる。