踏んだ瞬間から変わる! 街乗りからサーキットまで愛車を激変させるブレーキパーツ3社を徹底レビュー

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踏んだ瞬間から変わる! 街乗りからサーキットまで愛車を激変させるブレーキパーツ3社を徹底レビュー
  • 踏んだ瞬間から変わる! 街乗りからサーキットまで愛車を激変させるブレーキパーツ3社を徹底レビュー
  • ディクセル ブレーキパッド M type/Z type
  • ディクセル ブレーキパッド M type
  • ディクセル ブレーキパッド  M type
  • ディクセル ブレーキパッド  M type
  • ディクセル ブレーキパッド Z type
  • ディクセル ブレーキパッド Z type
  • ディクセル ブレーキパッド Z type

タイヤとブレーキパッドはもっとも交換頻度が高い消耗品のひとつ。とくにこの2つは明確に運転フィールが変わる。ならば、自分の好みに仕上げればもっと乗りやすくもできるということ。そこで今回は3社のブレーキメーカーにオススメのパーツをレクチャーしていただく。

ブレーキは純正システムでも問題なく止まる。だが、扱いやすいかどうかは別の話。踏み込むと急に効いてくる「カックンブレーキ」だったり、奥まで踏み込まないと効かないフィーリングだったり、車種によってその特性はまちまち。そういった特性をパッド交換やキャリパー交換などでチェンジすることでより扱いやすくアップグレードできるのだ。

パッドの特性にはいろいろあり、ストリート用でも効きが強いものと奥で効くタイプなどがある。高性能パッドといえどもスポーツパッドばかりではない。街乗りや高速道路だけ走るなら耐熱性の高いパッドは不要だし、むしろダストが多いとか減りやすいとかデメリットも多い。そこで各社は街乗りから使えるブレーキパッドもリリースしている。愛車でサーキット走行をするなら耐熱性の高いスポーツブレーキパッドが必須。そのときは高温になっても安心して使える耐熱性の高いパッドを組み合わせたい。

もっとペダルの剛性感やリニアさ、コントロール性の高さ、そしてサーキットでの連続周回に対応するキャパシティが欲しければ、ローターやキャリパーごと交換する方法もある。こちらはコストは掛かるがワンランクもツーランクも上の性能が手に入る。その性能は街乗りからでも体感でき、スポーツ走行しないけれどもキャリパーキットを投入し、走りとそのビジュアルを楽しむ人もいる。そんなブレーキチューンの世界を解説する。

◆ENDLESS

Super Street M-Sports PLUSSuper Street M-Sports PLUS

●踏んだだけ効く、でも扱いやすい。エンドレス“SSM PLUS”と“CC-Rg”が『走れる大人』に支持される理由

エンドレスはブレーキパッドからキャリパー、ローターなどのブレーキパーツとサスペンションをリリースするメーカーで、長野県佐久市に本拠を置きMade in JAPANにこだわったものづくりをしている。

ストリート用パッドからレース用キャリパーまでラインアップしているが、最初のブレーキチューンにオススメしたいのがストリート用パッドのSuper Street M-Sports PLUS(通称SSM PLUS)であるという。
「街乗りでのダストの少なさと、踏んだ分だけしっかりと効く扱いやすさを目指して開発したストリートの王道モデルです。輸入車用のラインアップも多いので、ダストが多い欧州車にもオススメできます。踏んだ分だけ効くのでカックン的なフィーリングの改善にも有効です」と広報の末吉さん。SSM PLUSの材質はノンアスベスト材。ローター適正温度は0~550℃で、普段乗りからワインディング走行などまで十分に対応できる。

CC-RgCC-Rg

もうワンランク上のしっかりとした効きが好みな人にはCC-Rgがオススメ。こちらはセミメタル材に分類されるスポーツ対応パッドだが、ストリートの使いやすさから高い支持を得ているという。

「セミメタル材の中でもいろいろな効きのモデルがあります。金属成分が入っているのでカツンと効くイメージをお持ちの方もいらっしゃいます。そういうモデルもありますが、CC-Rgはセミメタルの中でも踏んだ分だけ効くフィーリングが特徴です。サーキット非対応のSSM PLUSよりも全体的な効きは強いですが、セミメタルの自然な感触を残しつつ効きの立ち上がりを抑えたモデルで扱いやすくオススメです。」と末吉さん。

セミメタル材となるとダストが気になるが、CC-Rgのダストはセミメタルパッドとしては少なめ。欧州車の純正パッドなどに比べれば少なく、ダストが少ないということはもちろんローター攻撃性も低め。それでいて本格的なスポーツ走行にも対応するのがCC-Rgの特徴でありサーキットでも踏力型のフィーリングでしっかりと踏んだところで効いてくれる。

●誰もが憧れるキャリパー交換だが“モノブロック”にも手が届く!?

MONO6 SPORTS TAMONO6 SPORTS TA

ブレーキキャリパー交換は比類なきフィーリングを実現する究極のブレーキチューン。エンドレスでは鍛造アルミを使って2つのパーツを組み合わせた2ピースモデルと、ひとつの鍛造アルミブロックから削り出したモノブロックの2種類をラインアップ。パッドを押すピストンシリンダーは2POTから12POTまで幅広く、数多くのモデルを持つがその中でも人気モデルがMONO6 SPORTS TAで、鍛造アルミモノブロック構造にて製作。ひとつのアルミブロックから削り出すことで高い剛性を持つのと、2ピースモデルに比べて左右ピースを強固に留めるボルトが必要ないので軽量にできる。さらに左右にフルードを送るアウターパイプをなくし、ブロック内に穴を開けたインナーパイプ構造を採用。アウターパイプ分がない分の軽量化も実現する。また、異物が当たったことによるアウターパイプの破損もないので、信頼性もアップしている。

2ピースモデルの6POT2ピースモデルの6POT

とはいえ、モノブロックキャリパーは製作にコストが掛かり高価なものだった。そこで2ピースモデルの6POTを選ぶカスタマーも多かったが、実はこの2つは兄弟モデルでブラケットやローター、パッドはそのままで取り替えられる互換性がある。6POTを使っているユーザーがリフレッシュを兼ねてMONO6 SPORTS TAにチェンジも可能で、エンドレスでは6POTユーザーに限りボディのみでの販売も行ってきた。

ブレーキシステムインチアップキットブレーキシステムインチアップキット

「キャリパー交換の定番モデルは6POTとMONO6 SPORTS TAです。もちろんモノブロックは高価ですが、初めてのモノブロックキャリパーとして購入していただき、そのフィーリングを体感してもらいたいと考えているのでMONO6 SPORTS TAはかなりお手頃価格に設定しています。例えば、VAB型WRX STIの場合、フロントキットが6POTが42万6800円。MONO6 SPORTS TAが53万6800円です。差額は10万円+税となります。」(末吉さん)

このように6POTに10万~13万円ほどでMONO6 SPORTS TAにできてしまうというバリューなプライス設定となっている。

◆効きは抜群! 価格は抑えめなローターも大人気!

1ピースモデルブレーキローター1ピースモデルブレーキローター

ブレーキローターもさまざまなタイプがあるが、人気を集めているのがGRヤリス/GRカローラ用1ピースモデル。純正ローターは2ピース構造で高価。2ピース構造ながらディスクのみの交換はできない。そこでエンドレスではローターを開発。究極の性能を目指した2ピースモデルもあるが、ストリート&サーキット走行に対応する1ピースモデルもラインアップした。

1ピースモデルブレーキローター1ピースモデルブレーキローター

エンドレスはWRC(世界ラリー選手権)のToyota Gazoo Racing World Rally Teamのパッドとローターを供給している。そこで培われたノウハウを活かして、1ピース構造ながら純正ローターと同条件でローター温度を下げる構造を実現。重さも純正9.93kgに対して9.96kgと微増に留めた。それでいて価格は2枚で7万400円と大幅に抑えている。街乗りはもちろん本格的スポーツ走行にも対応する。

ブレーキフルード RF650(右)/S-FOUR(中)/FP-6(左)ブレーキフルード RF650(右)/S-FOUR(中)/FP-6(左)

ブレーキフルードも自社でラインアップ。最近のFP-6は最新の電子制御の介入に合わせて低粘度に設定。電子制御が介入しにくく、介入しても最小限に留めやすい。2010年以前くらいに製造されたちょっと古いタイプのABSであれば、比類なきペダルタッチと耐熱性、耐久性を持ち、F1でMercedes-AMG PETRONAS Formula One Teamが現在も使用しているRF650がオススメ。街乗り+αであれば、リーズナブルでペダルタッチが良くなるS-FOURがベストマッチと言える。

ENDLESSのブレーキパーツ詳細情報はこちら

◆DIXCEL

ディクセル ブレーキパッド M type/Z typeディクセル ブレーキパッド M type/Z type

●低ダスト×純正同等の効き!ディクセル“Mタイプ”が多数のユーザー選ばれる理由

ディクセルはブレーキパッドとローター、フルードなどをリリースしているブレーキ専門メーカー。国産車から輸入車まで幅広くラインアップを持ち、ハイクオリティでリーズナブル、そして在庫が豊富で即納体制が整っているのも特徴である。

ディクセル ブレーキパッド M typeディクセル ブレーキパッド M type

街乗りメインの人向けのオススメブレーキパッドは「Mタイプ」でディクセルのストリート向けブレーキパッドの中でのエース格である。そのウリは「ストッピングパワーを犠牲にすることなく、ダストは大幅低減!」というもの。国産車はもとより、特にメルセデス・ベンツやBMWなどの欧州車オーナーから支持されているというロングセラー商品。

「欧州車の純正パッドは同時にローターも削れることで制動力を出しています。ダストに悩まされ、低ダストパッドに交換したら効かなくなったという声も多く、そこで開発したのがMタイプです。低ダストですが効きは純正同等を狙っています」とディクセル広報の金谷さん。

ディクセル ブレーキパッド  M typeディクセル ブレーキパッド M type

効きと低ダストを両立するためにこだわったのが皮膜形成だ。ローター表面にパッドの成分が皮膜を作り、その被膜とパッドが擦れ合うことでローターの摩耗を抑える。それでいて純正同等の効きも確保している。この被膜は使っていくうちにどんどん重ねられていくので、取り付け直後よりも徐々にローター表面が馴染んでいき、理想的な被膜を貼った状態になっていくという。

材質としてはノンアスベストオーガニック材で、環境負荷の観点から近年使用が規制されている銅成分が含まれていないカッパーフリーのモデルとなる。適正温度は0℃~500℃とワインディングや高速道路でのハードなブレーキにも十分に対応できる。

街乗り~サーキット対応、定番であり名作「Zタイプ」

ディクセル ブレーキパッド Z typeディクセル ブレーキパッド Z type

ワインディング走行がメインだったり、踏みはじめからしっかりとした効きとメダルタッチがほしい、サーキット走行も楽しみたいという方には「Zタイプ」がオススメ。

こちらはロースチール材と呼ばれる金属成分が含まれたスポーツパッド。それなりにダストも発生するが、ローター攻撃性はごくごくわずか。とくにスポーツパッドは設計温度まで達していない状態で使うとローターを削りやすく、サーキット用パッドで街乗りしていたら、ローターがあっという間にレコード盤のようになってしまった、というのが定番である。

ディクセル ブレーキパッド Z typeディクセル ブレーキパッド Z type

しかし、Zタイプはこの低温時の攻撃性も抑えられているので街乗りでも安心して使用できる。ローターを削る量がわずかなのでダストに含まれる鉄分も少なく、ホイールの塗装に刺さりにくいので、水洗いでさっと擦ればダストが落ちるのも特徴。

適正温度は0~850℃。本格的なサーキット走行でローター温度は500~700℃くらいなので十分に対応可能。耐久レースで連続5周や10周するようなシチュエーションでなければ、安心してサーキット走行も楽しめ、普段乗りから使えるパッドである。そういったスポーティな走りはしなくともZタイプがオススメな人もいる。

ディクセル パッドポジショニングマップディクセル パッドポジショニングマップ

「ポルシェなど欧州のスポーツ系車種は純正パッドも高性能なものが付いています。そこで制動力などはそのままに、コストも抑えたいという人にZタイプはオススメです。」と広報の金谷さん。

ローターは2種類の材料で5タイプをラインアップ!!

ディクセル ロータータイプ別一覧ディクセル ロータータイプ別一覧

ブレーキローターは種類の多さと輸入車の在庫の幅広さが特徴。まず種類は大きく分けて2種類の材料がある。標準材のベーシックモデルがPD。そこにスリット加工されたものがSD。PDを熱処理したものがHD。SDを熱処理したものがHS。熱処理とは予め熱を加えることで、初期ひずみや耐クラック性を強化したもの。

材料がハイカーボン材を採用したのがFP。カーボンの含有量をこれまでよりもさらに20%増やすことで、炭素分子が分子間の結合を強化。柔軟な表面硬度になることでブレーキパッドの食いつきも向上し、絶妙な効きも実現している。そこにさらにスリットを加えたモデルがFS。カーブスリットを加えたモデルがFCとなる。ちなみにスリットを加えるとパッド表面が削られてクリーニングされるので、ブレーキの効きがアップするが、その分パッドの摩耗もやや早くなる。街乗りメインであればPD/SDで十分に対応。本格的なスポーツ走行や絶妙な効きとペダルタッチを目指すならHD/HS/FP/FS/FCがオススメとなる。

また、ディクセルの特徴として、パッドにはスポーツパッドも含めて鳴き止めシムと専用グリスが付属。グリスはパッドによって異なり、スポーツパッドには専用グリスが付属する。そういった細かさも見逃せない。摩耗センサーも付属または摩耗センサーだけの販売も行っているし、ローターはサビ止め塗装が施されている。そういった細かいところまで気を配っているのがディクセルなのだ。

そして、そのいずれも幅広いラインアップ車種と在庫の豊富さがディクセルの特徴で、国内外の数多くのクルマに対応し、豊富な在庫は即日発送も可能。ホームページでユーザーが在庫情報を閲覧でき、毎日数回更新されるので常に在庫があるか把握できる。急遽パッドやローターが必要になったときの強い味方になってくれるのだ。

ディクセルのブレーキパーツ詳細情報はこちら

◆アドヴィックス

アドヴィックス鋳造アルミ製モノブロックブレーキシステムアドヴィックス鋳造アルミ製モノブロックブレーキシステム

前後キャリパーで50万円台! レース直系アドヴィックス製キットのコスパが良すぎる!

アドヴィックスは純正ブレーキシステムを開発、製造しているメーカーで、国内自動車メーカーではトップシェアを持ち、欧州メーカーにも純正採用されているブランドだ。アイシン、デンソー、住友電気工業ブレーキ部門を統合して2001年に誕生した会社で日本の自動車製造を支えてきた。アフターパーツとしてのブレーキパッド販売も古くから行い、近年は今回紹介するキャリパーキットなどもリリースしている。

究極の性能を追求するブレーキキットは10年以上前、自動車メーカーがニュルブルクリンク24時間耐久レースへの挑戦することになり、その時から始まった。ブレーキシステム全体を設計し、開発、製造できるのはアドヴィックスの強み。そこで徹底的に鍛え上げたシステムを市販向けに再設計されたものがこのキットとなる。

ちなみにアドヴィックスとしては現在も積極的にモータースポーツでの開発を行う。スーパーGT300クラスJAF GT車両へのブレーキシステムの供給をはじめとして、スーパー耐久、全日本ラリー、全日本ジムカーナなど幅広いカテゴリで開発しチームへサポートを行っている。

86/BRZをターゲットにアルミモノブロック構造で性能を引き上げる

アドヴィックス ブレーキキャリパーアドヴィックス ブレーキキャリパー

キャリパーは鋳造アルミ製のモノブロック構造。86/BRZをターゲットに開発されたもので、フロントは4POT、リアは2POTを組み合わせる。軽量設計で純正キャリパーよりも軽量に仕上げられているのも特徴。モノブロック構造が実現する高い剛性は、ペダルタッチの良さに現れ、初期タッチの扱いやすさから、踏み込んでいったときのコントロール性の良さ、ABS介入付近の微妙な扱いのしやすさに現れて来る。

アドヴィックス ブレーキローターアドヴィックス ブレーキローター

フロントローターは2ピース構造で熱に強く、ローター径はφ345mm、ローター厚30mm。リアは1ピース構造でローター径はφ330mm、ローター厚26mm。独自のスリット入りで適度なパッドのリフレッシュ効果を持たせている。このキャリパーキットのベースとなるものでニュルブルクリンク24時間耐久レースに挑み、数々の実績を積んで来た。また、さらにこちらをベースにした専用品が、現在行われているワンメイクレースのTOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cupで指定部品になっており、プロフェッショナルシリーズ、クラブマンシリーズどちらも全車装着が義務付けられているのでこのレースでは全車がこのブレーキシステムを使う。ブレーキパッドは認定を受けたいくつかのメーカーのものが使われるが、キャリパー&ローターは全車に採用され、トラブルの無さからその信頼性の高さが伺える。

アドヴィックス ブレーキキャリパーアドヴィックス ブレーキキャリパー

そして、アドヴィックスの強みは技術力だけではなく、そのクオリティの高さにあり純正ブレーキシステムと同様、基本的に10年10万kmもつという思想で設計、製造されている。いわゆる純正品質の高さはブレーキにもっとも欠かせない信頼性の高さに繋がってくるのだ。純正部品と同様の考えはその設計にも及び、キャリパーピストンにはダストブーツも装備されている。純正キャリパーではダストブーツがピストンシリンダーを汚れから守っているのは当然だがスポーツキャリパーではこまめな洗浄メンテナンスが前提でダストブーツがない場合が多い。だが、ストリートでの使用となるとそう頻繁にメンテナンスもできない。その点でこのキャリパーキットはダストブーツ付きで街乗りも安心して使用できる。

アドヴィックス ブレーキキャリパーアドヴィックス ブレーキキャリパー

キャリパーキットは17インチホイール対応。基本的に86/BRZ(ZN6/ZC6)用だが、ブレーキホースのみ適合したものを使えばGR86/BRZ(ZN8/ZD8)にも対応。そのためホースレスでリーズナブルな価格のキットが用意されている点も嬉しい。パッド&ホースレスのキットは51万9200円。パッドレスは55万円。ストリート向けのSSパッドセットは60万7200円。スポーツパッドのCSパッドセットは61万3800円となり、前後キャリパーセットとしては驚異的価格なのも特徴。

アドヴィックス ブレーキパッドSTREET SPEC/CIRCUIT SPECアドヴィックス ブレーキパッドSTREET SPEC/CIRCUIT SPEC

交換用ローターもフロント1枚6万9300円、リア1枚1万8700円とリーズナブル。交換用パッドはノンアス材でローター温度は常温域から500℃まで対応するSS(STREET SPEC)と、同じくノンアス材ながらローター温度は常温域から800℃まで対応するCS(CIRCUIT SPEC)をラインアップ。街乗りから本格的なサーキット走行にまで対応できる。

またキャリパーは赤と青がラインアップされていて、2色から選択可能。どちらも価格は同じでボディカラーやホイールカラーに合わせてチョイスできる。現在のところこのブレーキキットは86/BRZ用のみで、ホースのみ交換してGR86/BRZに使用可能。この車種だけでアドヴィックスの高性能キャリパーの性能を体感することができるのだ。

アドヴィックスのブレーキパーツ詳細情報はこちら
《加茂新》

加茂新

加茂新|チューニングカーライター チューニング雑誌を編集長含め丸15年製作して独立。その間、乗り継いたチューニングカーは、AE86(現在所有)/180SX/S15/SCP10/86前期/86後期/GR86(現在所有)/ZC33S(現在所有)。自分のカラダやフィーリング、使う用途に合わせてチューニングすることで、もっと乗りやすく楽しくなるカーライフの世界を紹介。

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