フォルクスワーゲンは27日、パリモーターショーで7世代目となる新型『ゴルフ』の高性能版『ゴルフ GTI』のコンセプトモデルを発表した。2013年早々に市場投入予定だ。
日本でも代々人気が高いゴルフGTI。今回の目玉は標準仕様と「パフォーマンスパック」、2種類のパワーレベルを選択できる点だ。どちらのモデルも搭載するエンジンは2リットルのターボエンジン。
標準仕様のGTIでは220psと従来型よりも10psパワーアップ。最大トルクは70Nm増加し350Nmと、高い性能を実現した。
新たに追加された超高性能版となるパフォーマンスパックでは、さらにパワーが10psアップし230psに。最高速度は250km/h、0-100km/h加速は6.5秒を実現する。
環境性能の高さも新型ゴルフの特徴だが、GTIでもスポーツモデルでありながら、両仕様ともアイドリングストップを搭載。標準仕様のマニュアルギアボックス搭載モデルで6リットル/100km、CO2排出量は140kg/kmを実現した。
新型ゴルフ GTIは、2013年早々に欧州市場へ投入予定。同モデルの人気が高い日本でも、2013年後半から2014年初頭までに導入されると思われる。