2012年6月8日付
●中国0.25%利下げ、3年半ぶり(読売・1面)
●EV体験より気軽に、千代田区が有料レンタル(読売・31面)
●ひと:1人乗りEV「コムス」開発の責任者、松永豪さん(毎日・4面)
●超小型車、事業化へ検討本格化(産経・10面)
●寛仁さまの役職「総裁」と訂正、自工会(産経・11面)
●トヨタ系EVで登山レース参戦,哀川さんのチーム(東京・7面)
●上場企業の今期純利益予想、トヨタ、5年ぶり首位(日経・2面)
●先行日本、標準化ならず、電気自動車の充電規格競争激しく(日経・2面)
●日系自動車5月の中国販売、ホンダ、震災反動で9割増(日経・9面)
●日産、インドネシア戦略車投入(日経・11面)
●レガシィをリコール富士重工(日経・34面)
ひとくちコメント
2013年3月期の上場企業の予想純利益額で、トヨタ自動車が5年ぶりに首位に復帰する見通しだという。きょうの日経が「ニッポン株式会社の稼ぎ手はどこか」と調べた集計結果を取り上げている。
それによると、トヨタが7600億円を見込んで、2位のNTTを抜いて前期の10位から首位に浮上。08年3月期以来、5年ぶりの首位に返り咲くが、08年3月期までは9年連続でトップを守っていた。
ホンダも13位から5位、日産自動車は前期と同じ6位となっている。「自動車大手にとって過去4年はリーマン・ショック後の需要急減と東日本大震災、タイ洪水と逆境続きだった。今期はこうした要因がなくなり、本来の収益力を徐々に取り戻す」(日経)。
トヨタの豊田章男社長も「良くなるなどと贅沢は言わない。平穏のままで何も起こらないだけでいい」と述べている。嵐の後の静けさでいたいということなのだろう。
ところで、6日に逝去された寛仁親王殿下の記事を昨7日付のこのコーナーでも取り上げましたが、東京モーターショーの役職を「名誉総裁」としたのは「総裁」の誤りでした。確認もせずに、自工会発表のコメントをそのまま鵜呑みにして掲載したことを深くお詫び申し上げます。