アウディ『Q7』、『Q5』に次ぐアウディQシリーズの末弟。ボディは小さくとも、最新技術が満載されている。7速のAT、アイドリングストップやブレーキ回生などによって効率を徹底的に追求している。クラス随一だ。外観はQ5の小型版で、インテリアはアウディ流の黒一色。機能的だが、すでに見慣れてしまっていて退屈だ。走りっぷりもQ5や『A4』などに良く似ている。切り始めがクイックで小気味よく、姿勢もフラットで、簡単にペースを上げることができた。だが、舗装の良くない路面での振動や反響音などが大きい。快適で、高性能、高品質。良くも悪くもアウディ・ファミリーの一員。Q5を忠実に小型化したのがQ3だから、そのうち、より大きなQ5やQ7が欲しくなるかもしれないし、反対に小さな『A1』が気になってしまうかもしれない。機能と品質に関してはとても優れていて購入に際の安心感は大きいが、ときめきに乏しい。■5つ星評価パッケージング:★★★★★インテリア・居住性:★★★パワーソース:★★★★★フットワーク:★★★★★金子浩久|モータリングライター1961年、東京生まれ。主な著書に、『10年10万キロストーリー 1〜4』 『セナと日本人』『地球自動車旅行』『ニッポン・ミニ・ストーリー』『レクサスのジレンマ』『力説自動車』(共著)など。オススメ度:★★★
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