トヨタ自動車は22日、ハイブリッド車の国内外での累計販売台数が、2012年4月末までに、400万台を突破したと発表した。現在、トヨタは18車種のハイブリッド乗用車を約80の国・地域で販売、世界全体のトヨタ販売のうち約15%がハイブリッド車となった。
トヨタのハイブリッドシステム「THS」は1997年に発表され、同年12月に世界初の量産ハイブリッド乗用車『プリウス』を発売、その後もミニバン、SUV、FRセダンなど、搭載車種を拡大し、2007年に累計100万台を達成、100万台を販売するのに10年を費やした。
その後は、2009年8月に200万台、2011年2月に300万台を達成し販売台数は拡大。今回の400万台達成は、300万台達成の2011年2月から、約1年2か月で100万台を販売したことになる。
同社では、今後も、欧州で『ヤリスハイブリッド』、北米で『ES300h』の発売を開始する予定で、ラインナップの拡充、販売地域の拡大に努めていくとしている。