三菱自動車の益子修社長は5月18日、パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム参戦体制の発表会で「将来の挑戦としてスポーツタイプの電気自動車(EV)があってもいい」と述べ、スポーティEVの市販に前向きな姿勢を示した。
同社は昨年の東京モーターショーにi-MiEVのスポーツタイプを展示した。また、パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに参戦するi-MiEVエボリューションは「プロトタイプだが、市販車と同じバッテリーとモーターを使う」(益子社長)。来年発売するプラグインハイブリッドカーは、今回レースの活動成果をフィードバックする計画だ。
益子社長は「時期は想定していない」としながらも「将来の挑戦としてスポーツタイプのEVがあってもいいと思っている」と述べた。