ルノーは23日、中国で開幕した北京モーターショー12(オートチャイナ12)において、新型車の『タリスマン』(TALISMAN)を初公開した。同車は、中国市場におけるルノーのフラッグシップサルーンとして登場。若いビジネスエリートをターゲットに、エレガントなデザインや、クラス最高レベルの広さと質感を備えた室内空間を訴求する。タリスマンは、韓国のルノーサムスンが2011年6月に発表した『SM7』と基本的に共通。SM7は、日産『ティアナ』などに使われる日産の「Dプラットフォーム」をベースに、全長5000mm、全幅1930mmという堂々のサルーンボディを構築した。ルノーは、タリスマンの生産をルノーサムスンの韓国工場で行い、6月半ばから中国へ輸出する計画。中国でのベース価格は、31万8800元(約410万円)だ。ルノーのカルロス・ゴーンCEOは、北京モーターショー12のプレスカンファレンスにおいて、「タリスマンは中国市場でのルノーの成長に欠かせない重要モデル」と述べている。
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