日産自動車を代表するスポーツセダン&クーペ、『スカイライン』。その次期モデルに関して、興味深い情報が入った。
これは13日、米国の自動車メディア、『モータートレンド』が報じたもの。同メディアが独自ソースから得た情報として、「次期インフィニティ『G』(日本名:日産スカイライン)には、最大出力530psの高性能モデルが用意される」と伝えたのだ。
最大出力530psといえば、現行『GT-R』に肩を並べるパワー。GT-Rという別格の存在がある現在、一体、次期スカイラインは、どのような方向性を目指すのだろうか。
ひとつには海外市場において、インフィニティブランドのスポーツイメージを、さらに引き上げる役割が考えられる。同メディアによると、530psの高性能モデルはインフィニティが欧米で展開する「IPL」(インフィニティ・パフォーマンス・ライン)に設定。3.7リットルV型6気筒ガソリンエンジンを2個のターボチャージャーで過給。BMW『M3』やメルセデスベンツ『C63AMG』に、本気で対抗するモデルになるという。
他にも、次期メルセデスベンツ『Cクラス』と車台を共用するとの噂もあるなど、劇的に変わることが予想される次期スカイライン。そのデビューは、2014年と見られている。