東急電鉄マンション、区画の1割にEV充電コンセント---震災後に初めて設計

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ドレッセあざみ野一丁目(イメージ)
  • ドレッセあざみ野一丁目(イメージ)
  • ドレッセあざみ野ガーデンソレイユ(イメージ)

東京急行電鉄は、防災対策と省エネ性能を兼ね備えたマンション「ドレッセあざみ野一丁目」と「ドレッセあざみ野ガーデンソレイユ」の販売を3月中旬から開始する。

物件は、東日本大震災後に設計した初めての分譲マンションで、緊急地震速報の設置や防災アクションプランの整備、防災倉庫などの防災対策に加えて、太陽光発電パネルや電気自動車対応充電コンセントの設置、南向き中心の配棟計画など、省エネを促進する取り組みも導入した。

具体的にはインターホンから緊急地震速報を警報するほか、耐震枠付玄関ドアを採用した。食器棚置き場に家具転倒防止用下地の設置や、管制運転付エレベーターの設置など、災害への備えを充実した。

また、非常時に切り替え可能な自立回路搭載太陽光発電を設置するとともに、災害時に活用できる防災用品を保管する防災倉庫、災害用マンホールトイレの設置など、災害後のサポートも充実した。

省エネ対策としては従来品より使用ガス量を年間約13%削減できる高効率給湯器エコジョーズの採用や魔法びん浴槽の採用、長寿命で省電力なLEDランプを玄関・廊下・トイレに採用する。

さらに、電気自動車の普及を見越して電気自動車対応充電コンセントを設置区画の約10%に設置するほか、電動アシスト付自転車によるサイクルシェアも導入する。

《レスポンス編集部》

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