【ジュネーブモーターショー12】アバルト 695トリブート、今度はマセラティ仕様

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アバルト695トリブート・マセラティ
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フィアットは20日、3月にスイスで開催されるジュネーブモーターショー12において、アバルト『695トリブート・マセラティ』を初公開すると発表した。

フィアットは2009年9月のフランクフルトモーターショーで、アバルト『695トリブート・フェラーリ』を発表。アバルト『500』をベースに、フィアットグループに属するフェラーリのテイストを取り入れた特別モデルだった。今度は、フェラーリ傘下のマセラティ仕様が登場する。

アバルト695トリブート・マセラティは、オープンボディのアバルト『500C』をベースにしているのが特徴。ボディカラーは、マセラティの「Pontevecchio Bordeaux」と呼ばれるワイン色で塗装される。キャンバストップの色は、グレーでコーディネート。17インチアルミホイールとエグゾーストパイプも専用だ。

室内は、スポーツシートにポルトローナ・フラウが手がけたサンドベージュ色のレザーを使用。ダッシュボードやシフトレバーのトリムには、マット仕上げのカーボンファイバーがあしらわれる。

エンジンは、アバルト695トリブート・フェラーリと共通。1.4リットル直列4気筒ガソリンターボの「T-ジェット」は、吸排気系を中心にチューニングされ、最大出力は135psから180psへ45ps向上。専用エグゾーストシステムの「レコードモンツァ」は3000rpmを境に、いっそうスポーティなサウンドに変化する。トランスミッションは「MTA」と呼ばれるパドルシフト付きの電子制御2ペダルMTだ。

足回りは、ダンパーを強化仕様にチェンジ。ブレーキはブレンボ製の4ピストンで、ローターは305mmの大径タイプに変更された。

アバルト695トリブート・マセラティの価格は、現時点では未公表。ジュネーブモーターショー12でワールドプレミアされた後、限定499台が生産される。

《森脇稔》

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