アウディジャパンは9日、プレミアムアッパーミディアムクラスのステーションワゴン『A6アバント』をフルモデルチェンジし、2月下旬より販売を開始すると発表した。
新型A6アバントは、アルミニウムと高強度スチールを組み合わせたハイブリッドボディを採用。旧モデルと比較して約20kgの軽量化と高剛性を両立。ハンドリングや衝突安全性の向上を図っている。
エクステリアデザインは、フラットなDピラーまで続く特徴的なルーフラインがスポーティさを演出。また、フロントのLEDポジショニングランプに加え、LEDヘッドライトをオプション設定。一目でアウディと分かるブランドアイデンティティと先進性、存在感を放つデザインとしている。
エンジンは2.8リットルV型6気筒ガソリン直噴(FSI)と、3.0リットルV型6気筒ガソリン直噴スーパーチャージャー(TFSI)の2種類を用意。いずれのパワーユニットにもスタート・ストップシステムを採用し、さらに7速Sトロニックトランスミッションを組みあわせている。
また、減速エネルギーを電気エネルギーへ変換、バッテリーへ還流させるエネルギー回生システムを搭載。JC08モード燃費は2.8FSIクワトロが11.8km/リットル、3.0TFSIクワトロが11.0km/リットルと、旧モデル比で約20%向上し、優れた環境性能を実現している。