三菱ふそうトラック・バスのアルバート・キルヒマン社長兼CEOは、プレスブリーフィングで小型ハイブリッドトラック『キャンター・エコハイブリッド』を来年春に国内で販売することを明らかにした。
同トラックは今回の東京モーターショーが世界で初めてのお披露目。川崎にあるダイムラー・トラックスのグロバールハイブリッドセンターで技術の粋を集めて開発したそうだ。
その特長は、燃費効率の高い「4P10」型ディーゼルエンジン、商用車世界初のデュアルクラッチ式トランスミッション「DUNONIC」、新型のリチウムイオン電池と軽量モーターで、「燃費は現行のディーゼル車と比べて30%以上の改善を予想している。燃料消費と排出ガスが最も少ない世界トップのハイブリッドトラック」とキルヒマン社長は自信を見せる。来年春の日本での発売を皮切りに、その後、世界各国の市場へ展開する予定だ。