開発責任者の田中義和チーフエンジニアは29日の東京での発表会で、約2年間にわたる日米欧などで実証実験でのフィードバックを随所に盛り込み、「街乗りでの走りや、トランク容量の拡大など使い勝手を十分改善できた」とアピールした。
満充電からの電気自動車(EV)走行は、実験モデルより3km延長して26.4kmとした。100km/hまでEV走行できる点は、変わっていないものの、「軽量化が進んでことで街乗りの走りは、以前より相当改良された」と指摘した。
また、小型軽量の三洋電機(パナソニックグループ)製リチウムイオン電池を採用したことにより、トランク容量も実験モデルより1割強広い443リットルと、「ハイブリッドのプリウス並み」に拡大している。