全体相場は3日続落。欧州債務問題がフランスに飛び火したことを嫌気し、前日の米国市場が急落。主力銘柄への売りが先行した。
一方、アジア市場の堅調な動き、円高の一服が下支え要因。平均株価は前日比33円53銭安の8314円74銭と連日で年初来安値を更新したが、安値圏とあって一方的に売り込まれる展開とはならなかった。
自動車株は反発する銘柄が目立った。トヨタ自動車が2円高の2387円と小反発。外為市場で円相場が一時1ドル=77円台に軟化したことから買い戻しの動きが見られた。ホンダが42円高の2195円、日産自動車が12円高の665円と反発した。
こうした中、スズキが11円安の1519円と続落。日野自動車、三菱自動車がさえない。