16日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー11。マツダブースの主役は、新型コンパクトクロスオーバーの『CX-5』だ。
CX-5は2011年9月、フランクフルトモーターショー11でデビュー。しかし、SUVのメイン市場は北米だ。フランクフルトの後、北米で初開催となるロサンゼルスモーターショーだけに、マツダの気合いも入る。
北米仕様のエンジンは、SKYACTIV技術が採用された2.0リットル直列4気筒ガソリンユニット。最大出力は155ps/6000rpm、最大トルクは20.7kgm/4000rpmだ。トランスミッションは、6速MTと6速AT。これにも、SKYACTIV技術が導入された。
マツダが強調するのが、燃費の良さ。駆動方式がFFの6速MT仕様の場合、米国EPA(環境保護局)予想燃費は、市街地11.05km/リットル、高速14.03km/リットル。マツダは、「競合ガソリン車の中で、クラス最高の燃費」と説明する。
CX-5は米国では2013年モデルとして、2012年に発売予定。マツダノースアメリカのジム・オサリバン社長兼CEOは、「CX-5こそ顧客が求めるコンパクトSUVの理想形。マツダにしか作れないSUVだ」と自信たっぷりにコメントしている。