プジョーは20日、新型車の『308セダン』の概要を明らかにした。中国市場向けに専用開発した「308シリーズ」の4ドアセダンだ。
新型308セダンは、従来の『307セダン』の後継車。中国では4ドアセダンの人気が高いことから、308シリーズにも4ドアセダンが用意された。生産は東風汽車との現地合弁、東風プジョーで行う。
そのフォルムは、伸びやかな3ボックススタイル。ハッチバックの『308』とは異なる専用バンパーやメッキを強調したフロントグリルが採用された。インテリアにはレザーシートが用意され、プレミアムな雰囲気を放つ。
エンジンは、直列4気筒のガソリン2ユニットのみ。1.6リットルは最大出力106ps、最大トルク14.5kgm、2.0リットルは最大出力147ps、最大トルク20.4kgmを発生する。
308セダンは2012年、中国市場へ投入。年間6万台の販売目標を掲げる。また、308セダンと同じ中国Cセグメントに属する『307ハッチバック』や『408』を含めて、プジョーは年間15万台の販売を見込んでいる。