フォルクスワーゲングループは11日、2011年1〜9月の世界新車販売の結果を公表した。アウディやセアト、シュコダを含むグループの総販売台数(商用車を除く)は、過去最高の約381万台。前年同期に対して、12.3%増と伸びた。
フォルクスワーゲンの乗用車部門の市場別販売は、欧州が前年同期比9.9%増の約130万台。このうち、地元ドイツが10.1%増の44万9600台と牽引する。
また、北米は新型『パサート』と『ジェッタ』の好調により、前年同期比22.2%増の36万2000台をセールス。中国(香港を含む)は、11%増の129万台だ。南米は57万9400台を売り上げ、前年同期比は6.1%増だった。
9月単月の世界販売は、前年同月比13.7%増の47万2100台。フォルクスワーゲングループのクリスチャン・クリングラー販売担当取締役は、「1〜9月のポジティブな結果は、非常に満足できるもの」とコメントしている。