フォルクスワーゲン『ゴルフカブリオレ』が9年ぶりに復活した。アイコンであった「ストロベリーバスケット」と呼ばれたロールバーはなくなり、よりスポーティでクーペライクなデザインを手に入れた点が大きな特徴だ。
フルオートタイプのソフトトップルーフは、オープンまで9.5秒、クローズまで11秒。30km/hまでであれば走行中に開閉することも可能。開閉に関わらずトランク容量は250リットルを確保し、高い実用性も誇る。
ソフトトップは3層構造となっており、5000Hz以上の騒音を低減し高い静粛性を実現したほか、大型の熱線入りリアウインドーにより、クローズド時でも良好な視界を確保する。
インテリアカラーは4色のレザーから選ぶことができる。シートやステアリングにはオープン時にも表面温度の上昇を抑えることができる「クールレザー」を採用。赤外線を反射することで、従来のレザーと比べ最大23度の上昇を抑えることが可能だという。
搭載されるエンジンは1.4リットル直列4気筒「TSI」。160psを発揮し、0-100km加速は8.4秒の実力。10・15モード燃費は15.4km/リットルを達成し、エコカー減税も適用される。VWは「コンパクトオープン初の本格エコカー」と胸を張る。