光岡自動車が7日発表した新型電気自動車『雷駆-T3(ライク-T3)』は、ユアサM&Bと共同開発した業務用向け3輪EV。両社は、発表とあわせて同車両を使った実証試験を行う法人モニターの募集を開始した。
雷駆-T3は、積載量120kgで、最小回転半径2m以下を可能としていることから、近距離用途として、出前販売や新聞、乳製品などの配達、宅配の効率化などでの利用を考えている。
同車には、ユアサM&Bのリチウムイオンバッテリーを搭載予定で、発売時期は今年度中を目標としている。補助金適用後の購入者の負担金額は100万円以下を目指す。
発売前には、光岡自動車から4台、ユアサM&Bから2台の合計6台で3か月程度、モニターに開発先行車輌を無償で提供する。活用方法に関する意見や要望を取り入れた形で最終商品に仕上げていく、としている。