太陽光発電の電力を蓄電、GSユアサが高サイクル鉛蓄電池活用のEV充電システム実用化

Ameren社へ納入したEV充電システム内のSLR-1000
  • Ameren社へ納入したEV充電システム内のSLR-1000
  • Ameren社へ納入したEV充電システムの外観

GSユアサグループの米国拠点のGS Yuasa Energy Solutions, Inc.(GYES)は、シーメンス社と共同開発した革新的なEV充電システムを、米ミズーリ州のAmeren社へ納入した。

このシステムは高サイクル鉛蓄電池「SLR-1000」を活用したマイクログリッド型の充電設備で、太陽光発電の電力を蓄電してEV充電に利用する仕組みとなっている。

このシステムの最大の特徴は、リサイクル率99%以上という環境性能の高さだ。従来の蓄電システムと比較して、資源の有効活用と環境負荷の低減を同時に実現している。また、再生可能エネルギーを効率的に活用することで、電力網への負担軽減にも貢献する。


《森脇稔》

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