ヤマハ発動機は28日、オートバイ『マジェスティYP250』の電気装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2007年5月14日~10年10月28日に製作された1万4294台。
集中アース・ジョイントコネクタで、接続端子部の許容温度に余裕がないため、発熱でコネクタが溶損。導通不良により適切にアースされなくなると前照灯等の灯火器類と警音器が作動しなくなる。
全車両、コネクタを点検し、溶損しているものは、電気配線をコネクタから前照灯のアース線を分配した対策品と交換し、溶損していないものは、前照灯のアース線に電流を分流させるためのサブハーネスを追加する。
不具合発生件数は11件で、市場からの情報で発見した。事故は起きていない。