【F1トルコGP】決勝…異例の4ストップ

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最速の男はイスタンブールでもやはり最速だった。3週間のインターバルをおいて開催されたF1トルコGP、8日の決勝は、レッドブルのセバスチャン・ベッテルが今季3度目のポール・トゥ・ウインを飾った。2位にチームメイトのマーク・ウェーバーが入り、レッドブルとして今季初の1-2フィニッシュを飾っている。

レースはポールポジションから素早いダッシュを決めたベッテルが逃げを打つ一方で、予選3番手からスタートしたニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)が2位に浮上。以下、ウェーバー、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)といったオーダーでレースが始まった。

このサーキットもDRS(可変リヤウイング)が非常に効果的で、毎周のように上位勢のオーバーテイク合戦が見られた。しかし、このレースのキーポイントは「ピレリタイヤ」だった。予期せぬ突然のグリップダウンが訪れるというタイヤをなだめつつも攻める各ドライバーたち。上位勢の多くは4ストップという異例のマルチピット戦略を実施した。数少ない3ストップを成功させたのはバトンの他に、予選で1周もアタックできなかった小林可夢偉(ザウバー)が最後尾から追い上げ、ポイント圏内となる10位でフィニッシュしたことに驚きを隠せない。

ロズベルグは不安定なペースで少しづつ順位を下げ、ハミルトンやフェリペ・マッサ(フェラーリ)はタイヤ交換作業で致命的なミスがありポジションダウンを喫した一方、アロンソは今季初表彰台となる3位をゲットした。

以下は、ポイントフィニッシュとなったトップ10ドライバー。ベッテル、ウェーバー、アロンソ、ハミルトン、ロズベルグ、バトン、ニック・ハイドフェルド(ルノー)、ビタリー・ペトロフ(ルノー)、セバスチャン・ブエミ(トーロロッソ)、小林可夢偉。

《編集部》

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