4代目となるBMW『5シリーズツーリング』が日本に導入された。プロダクト・マネジメントプロダクト・マネジャーの駒見吉宣さんは、「スタイリッシュな面が強調されました」と、意気込みを語る。
「セダンから乗り換えてもドライバビリティに遜色がない。より都会的なイメージもアップしてきているので、日本でも売っていきたいモデルです。メルセデスベンツ『Eクラスステーションワゴン』がこのセグメントのリーダーなので目標はそこです」
現行5シリーズツーリングのプロダクトハイライトは4つあるという。「優美でスタイリッシュなデザイン。多彩な機能性と自由自在なラゲッジスペース。より少ない燃料でよりパワーを出し、環境性能に優れているエフィシェントダイナミクス。最後に、セグメントをリードする革新的なドライバー支援システムです」。
ハイライトのひとつであるデザインについては、購入理由のトップともなっている。2位はクルマ全体の印象、3位はパフォーマンスやトップスピード、4位がボディタイプとなる。購入理由のトップにスタイリングが来ることは比較的多いが、2位以下に機能性やラゲッジスペースが見られないのが5シリーズツーリングの特徴でもあろう。
駒見さんは、「重要なデザインテーマである、“セダンに近い、スタイリッシュでかつ、BMWのアイデンティティを持たせたスタイリング”を実現したとの評価だと思います」と語った。