ロータス エリーゼ にクラブレーサー

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エリーゼ クラブレーサー
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英国のロータスカーズは18日、欧州向けの『エリーゼ』に軽量モデルの「クラブレーサー」を設定すると発表した。同車は2009年4月にも登場しているが、フェイスリフトを受けた2011年モデルでの導入は、今回が初となる。

今回のクラブレーサーは、入門モデルの「エリーゼS」がベース。1.6リットル直列4気筒ガソリンVVT-iエンジンを搭載し、最大出力136ps/6800rpm、最大トルク16.3kgm/4400rpmを引き出す。パフォーマンスデータは公表されていないが、ベース車の0-100km加速6.7秒、最高速200km/hを若干上回るもよう。このエンジンはCO2排出量が149g/kmと、環境性能が高いのも特徴だ。

軽量化については、モータースポーツ用バッテリーの採用や遮音材の省略などを実施。トータル24kgの軽量化を達成し、車両重量は852kgとなった。

足回りも専用設定となり、DPM(ダイナミック・パフォーマンス・マネジメント)をスポーティな方向にセッティング。スポーツサスペンションと可変式スタビライザー採用の効果と相まって、公道とサーキットの両方で高いハンドリング性能を実現するという。このスポーツサスは、ビルシュタイン製ダンパーとアイバッハ製スプリングで構成される。

クラブレーサーの価格は、英国では2万7500ポンド(約370万円)から。同社のWolf Zimmermannチーフエンジニアは、「15年以上に渡って、エリーゼはスポーツカー市場のアイコン的存在だった。最新のクラブレーサーは、最高に楽しい車だ」とコメントしている。

《森脇稔》

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