メルセデス・ベンツ日本のニコラス・スピークス社長は10日、都内で会見し、12月に開催される第42回東京モーターショーに出展することを明らかにした。ベンツ日本は、リーマンショックに端を発した世界的な不況を受けて、2009年開催の前回ショーへの参加を見送った経緯がある。
会見でスピークス社長は「三菱ふそうとともにダイムラーグループとして出展する」と述べ、それぞれのブランドのモデルを「隣接したブースに展示する」ことも明らかにした。三菱ふそうも前回のショーに参加していなかった。
スピークス社長は「日本は今後も重要な市場で、引き続き投資していく」とし、今年6車種以上の新型車を投入するのを始め、セールスやサービス向けのトレーニングセンターを大阪市に、またカフェなど併設した車両展示施設を東京・六本木に設置する計画を明らかにした。