クライスラー米国販売、グランドチェロキー 新型効果…11月実績

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クライスラーグループは1日、11月の米国新車セールスの結果をまとめた。総販売台数は7万4152台。前年同月比は17%増で、8か月連続のプラスを達成した。

11月販売の結果をブランド別で見ると、「クライスラー」が前年同月比23%減の9664台、「ジープ」が58%増の2万4202台、「ダッジ」が12%減の2万1246台、「ラム」が67%増の1万9040台だ。

クライスラーブランドでは、これまで好調だったミニバンの『タウン&カントリー』(日本名:『グランドボイジャー』)が、前年同月比9%減の6543台と後退。モデル末期の『300』(日本名:『300C』)も、33%減の1291台と減少した。

これをカバーしたのが、ジープブランド。新型『グランドチェロキー』が前年同月比256%増の1万0984台と大躍進。『ラングラー』は34%増の6552台、『パトリオット』は43%増の2754台を売り上げる。

ダッジブランドでは、『キャリバー』が前年同月比666%増の3154台、『チャレンジャー』が22%増の2497台を販売。ラムブランドでは、大型ピックアップトラックの『ラム』が、86%増の1万8206台を販売している。

クライスラーグループの今年1‐11月米国新車販売は、前年同期比17%増の98万4509台。同社のフレッド・ディアス米国販売担当社長兼CEOは、「新型『200』をはじめ、今後数多くの新車を発売する」と語り、新車攻勢に打って出る構えを示した。

《森脇稔》

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