レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表が日本GP(10日決勝)でのジェンソン・バトン(マクラーレン)について、「まるで、生け贄の子羊のようだった」とコメントしている。
タイヤ交換を終えコースに復帰したレッドブル勢にルイス・ハミルトンが追いつけるよう、バトンが故意にスピードを落としたというのがレッドブルの見方のようだ。
「ジェンソンのレース戦略がいささか気になったよ。ジェンソンの後ろでコース復帰することは分かっていたが、彼はハミルトンのために自分の後ろにいるマシンを抑え始めたんだ」
「その結果、マクラーレンにサンドイッチされたようになった。でもハミルトンにトラブルが発生したため、作戦を諦めざるをえなかったようだ。ジェンソンはまるで生け贄の子羊のように見えたよ。私には理解できない。少々奇妙な光景だった」とホーナー代表。
一方、マクラーレンのマーティン・ウィトマーシュ代表はこれを否定している。「われわれはそんなことはしない。中にはそういうことをする人もいるかもしれないが、それはわれわれのやり方ではない」と、ウィトマーシュは語っている。