浜松市で行われるEV実証実験開始セレモニー(7日)に参加したスズキの鈴木修会長兼社長は、今回の取り組みについて「地元で実験を行うのは画期的。サプライヤーに奮起してもらいたい」と強調した。
スズキは、今回の実証実験でEV『スイフト・レンジ・エクステンダー』を提供している。鈴木修会長兼社長は「自動車がガソリン車からEVに変化することでサプライヤーは不安かもしれない。今までの発想だけではダメ。EVに対して何ができるか考えてもらいたい」と述べた。
同社のEVに関しては「品質は問題ない。コスト面が課題。電池やモーターなど搭載機器のスペックを絞り込むなどして価格を抑えることも必要になる」とした。