テスラ、トヨタに試作EV引き渡し…車種はRAV4とレクサス RXか

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米国テスラモーターズが7月中にトヨタに引き渡す2台の試作EV。米国の複数メディアは12日、「その2台は、『RAV4』とレクサス『RX』」と報じた。

テスラは9日、EVの試作車2台をトヨタに7月中に引き渡すことで、8日にトヨタと覚書を交わしたと公表。両社は5月に資本提携を結び、EVを共同開発することで合意していた。

テスラによると、この試作EVはトヨタ車をベースに、テスラのEVパワートレインを載せたモデルになるという。しかし、テスラは9日の時点で、トヨタのどの車種をベースにするのかは明らかにしていなかった。

米国の複数メディアは12日、関係者の話として、「2台の試作EVは、RAV4とレクサスRX」と報道。『カローラ』や『iQ』も候補に上がっていたが、最終的にSUV2台に落ち着いたという。

RAV4とレクサスRXは、価格帯の異なるSUV。この報道が事実なら、トヨタは一般SUVと高級SUVの2つのカテゴリーに、EV投入を考えていることになる。またRAV4のEVといえば、トヨタが1997年、初代をベースにした『RAV4 EV』を、企業や官公庁向けに販売した経緯がある。

《森脇稔》

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