21日、日産自動車は8月に発売予定の新型『エルグランド』の情報をウェブサイト上で公開。従来モデルの外観デザインの特徴でもあったBピラーを強調するデザインが廃止されているのが確認できる。
新型モデルでは、Dピラーもなくして、ガラスでキャビン全体を取り囲むデザインを採用、クロームメッキのモールによりこれまでのモデルとの違いを強調している。一方で、フロントグリルやリアガーニッシュなどのデザインは、エルグランドらしいものとして従来モデルとのつながりを感じさせるものとした。
インテリアデザインでは、現行モデルでは直線基調のデザインを採用していたが、新型モデルでは日産の上級車種に共通する曲線を多用したラグジュアリー路線となっている。
特設サイトの動画の中で、デザイン本部プロダクトチーフデザイナーの大月圭介氏は、デザインについて「最高の妥協点」と語っている。エルグランドらしくありながら高級感や新しさなど、ユーザーが求めるものを、高いレベルでバランスさせたのだという。