日産の新型車『ジューク』は、コンパクトカーの俊敏性とSUVの力強さを融合させたクロスオーバー車。丸形ヘッドランプとシャープなコンビランプをもつ独特のフロントマスクやバイクのタンクをイメージしたセンターコンソールなど、大胆なデザインを内外装に多く取り入れた。
ボディサイズは全長4135mm×全幅1765mm×全高1565mm、ホイールベースは2530mm。同社のコンパクトカー『ティーダ』のサイズ全長4250mm×全幅1695mm×全高1535mmと比較すると、そのコンパクトさがよくわかる。
新開発の車両情報ディスプレイでは、エアコン操作だけでなく走行モードの切替操作が可能。エンジン、CVTを制御することで「エコ」、「スポーツ」、「ノーマル」と、場面に応じて3タイプの走りを楽しむ事ができる。また、ディスプレイにはトルクやエンジンパワー、燃費情報などの車両・走行情報が表示される。
デュアルインジェクションシステムを採用した1.5リットル「HR15DE」エンジンは最高出力114ps/6000rpm、最大トルク150Nm/4000rpmを発揮。副変速を備えた新世代CVTと組み合わせることで19km/リットルの低燃費を実現している点にも注目だ。